ニュース 金融 作成日:2012年7月3日_記事番号:T00038014
生保大手、南山人寿保険の6月の新規契約保険料は240億台湾元(約638億円)で、設立49年で単月の過去最高を記録した。通年では2,000億元を突破する見通しだ。従来の年間最高額は600億元ほどで、過去最高額を大幅に塗り替えることになる。3日付経済日報が伝えた。
6月は業界首位を争う国泰人寿保険(キャセイライフ)、富邦人寿保険も300億元以上を計上し、業界全体で大幅に増加した。7月1日からの保険料値上げや一部商品の販売停止を受けての駆け込み需要のたまものだ。
南山人寿は昨年8月に潤泰集団(RUENTEX)と製靴大手、宝成国際集団(PCC)の合弁による投資会社、潤成投資控股による買収を受けた後、銀行での販売開始が効果を挙げた。今年1~5月に獲得した新規契約保険料は、銀行窓口を通じてが約301億元、営業スタッフによるものが約406億元だった。なお、同社はもともと保険料が高めだったこともあり、各社が1〜2割の値上げを行う中で、医療保険の値上げを見送っている。
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