ニュース 金融 作成日:2012年7月3日_記事番号:T00038016
トムソン・ロイターの調査によると、台湾のみずほコーポレート銀行が主幹事を務めた上半期の協調融資(シンジケートローン)は5億3,700万米ドル(3件、シェア4.28%)で、台湾9位に浮上した。同行はこの2年、日台の企業の戦略提携に積極的にかかわり、M&A(合併・買収)用資金を融通していた。3日付工商時報が報じた。
台湾の首位は兆豊国際商業銀行で、12億7,100万米ドル(26件、シェア11.41%)だった。2位以下は順に▽台湾銀行、12億米ドル(25件、同10.78%)▽台湾中小企業銀行(台湾企銀)、11億2,600万米ドル(27件、同10.11%)▽第一商業銀行(ファーストバンク)、1億9,800万米ドル(32件、同9.86%)▽土地銀行、9億3,300万米ドル(22件、同8.37%)──。
上半期の協調融資引受総額は、アジア太平洋の金融機関全体で、前年同期比26%減の1,280億米ドル(424件)だった。豪州、香港、シンガポールで減少した一方、中国は220億米ドルに増加した。市場関係者は、中国の経済成長が続く中、中国の銀行が参加する協調融資が増えていると指摘した。豪州を除いたアジア太平洋の統計では、中国の国家開発銀行、中国銀行、中国工商銀行の協調融資は3割以上を占めたという。
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