ニュース 商業・サービス 作成日:2012年7月3日_記事番号:T00038018
米アップル系の音楽ダウンロードサービス「iTunes Store」が先週から台湾でのサービスを開始した。地場ライバル各社は「黒船」来襲による影響が避けられない見通しだ。
3日付工商時報によると、市場調査会社の創市際市場研究顧問(インサイトエクスプローラー)は、iTunes上陸が台湾の音楽ダウンロード市場の再編を誘発すると予想した。
同社がネットユーザー2,394人を対象に行った調査では、地場系の音楽ダウンロードサービスのうち、「KKBOX」は無制限ダウンロードが可能なため、一定の競争力を保つ見通しだが、威盛集団(VIA)系の「キャッチプレー」、遠伝電信(ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ)の「O music」、中華電信の「Hami Music」、台湾大哥大(タイワン・モバイル)の「my Music」では、顧客の30~40%がiTunes Storeに乗り換える意向であることが分かった。
調査対象者のうち、有料ダウンロードを利用したことがあるネットユーザーの70%は今後iTunes Storeを利用したいと答えた。また、19.8%が他のダウンロードサービスからiTunes Storeに乗り換えると答えた。
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