ニュース 医薬 作成日:2012年7月3日_記事番号:T00038023
血糖値測定器材メーカー、五鼎生物技術(エイペックス・バイオテクノロジー)の沈燕士董事長は2日、「下半期に欧米から追加受注が見込まれ、来年は(血糖値測定チップが)生産能力不足に陥る可能性がある」として、6億台湾元(約16億円)を投じて生産能力を2倍に拡張すると表明した。3日付経済日報が報じた。
エイペックスの血糖値測定チップ年産能力は現在10億枚で、昨年増強に4億元を投じる計画を立てていたが、このほど2億元を追加し、生産能力を一気に20億枚以上に拡充する方針を董事会で決議した。新たな生産ラインは来年稼動予定だ。
同社の計画によると、生産能力増強は中台で同時に進め、中国では江蘇省蘇州を中心とし、台湾では新竹、桃園のいずれかで行う方針だ。観測によると、面積が7,000坪と用地に余裕のある新竹に新工場を設置する可能性が高いとみられる。
また同業の泰博科技(TaiDoc Technology)も、中東のある国から血糖値測定器の政府調達で3年連続3億枚の血糖値測定チップ受注を獲得したことを明らかにした。年間4億〜6億元の売り上げがもたらされる見通しだ。
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