ニュース 電子 作成日:2012年7月3日_記事番号:T00038030
3日付電子時報によると、華碩電脳(ASUS)がグーグルと共同開発した「ネクサス7」の発売が予定より遅れたことで、ASUSの第2四半期のタブレット型パソコン出荷台数は80万台前後と、目標の120万台に届かなかったもようだ。ネクサス7は当初、5~6月の発売を予定していたが、6月27日に予約開始、出荷は7月中旬に始まる見通しとなっている。
ASUSは今年通年のタブレットPC出荷目標を300万台としているが、第1四半期の出荷台数は約60万台だったことから、上半期は140万台にとどまっている。このため300万台達成には下半期に少なくとも160万台の出荷が必要で、「ネクサス7」の売れ行きが鍵となりそうだ。なおASUS内部では通年600万台を出荷して世界首位に立つという高い目標を掲げているとの話もある。
ただASUSは、タブレットPC市場の変動が激しいことや、第1四半期に「ネクサス7」の共同開発の話が持ち上がったことから、もともと第2四半期に予定していた「MeMo370T」の発売を中止にしたり、7インチ低価格製品を199米ドル以下に下げるなど、自社展開ブランドに影響が及んでいると電子時報は伝えている。
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