ニュース 電子 作成日:2012年7月3日_記事番号:T00038031
米マイクロソフト(MS)はこのほど、OEM(相手先ブランドによる生産)担当のスティーブン・グッゲンハイマー副社長が異動し、後任にOEM担当幹部を務めてきたニック・パーカー氏が就任する人事を発表した。MSと取引関係にある台湾メーカーは、サプライチェーンに大きな変化が起こり得るとみて、動きを見守っている。
3日付経済日報によると、MSは先ごろ、自社ブランドのタブレット端末「サーフェス(Surface)」を発表しており、宏碁(エイサー)、華碩電脳(ASUS)など台湾ブランドとの競合が予想されている。業界では、今回の人事異動でエイサー、ASUSとの関係に変化が生じる一方、他の受託メーカーや部品メーカーには、MSからの新規受注チャンスがもたらされるとの見方がある。
MS台湾法人の広報担当者は「台湾メーカーとの提携関係を重視しており、台湾メーカーとの協力関係が今回の人事異動による影響を受けることはない」とコメントした。MSは今月8日に各国の提携先企業との会合を予定しており、台湾のサプライチェーン各社との関係変化に注目が集まる。
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