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林益世前秘書長、国民党が党籍剥奪


ニュース 政治 作成日:2012年7月4日_記事番号:T00038041

林益世前秘書長、国民党が党籍剥奪

 中国鋼鉄(CSC)の取引先企業の原料調達に便宜を図る見返りに賄賂(わいろ)を受け取ったことを認めて辞任した林益世・前行政院秘書長に対し、国民党中央考核紀律委員会は3日、党の名誉を著しく損ねたとして党籍剥奪処分を決定した。党員に対する最も重い処分で、馬英九政権が林前秘書長の汚職事件を深刻に受け止めていることがうかがえる。4日付聯合報が報じた。

 馬総統は処分について、「『隠さず、かばわず、スキャンダルの公開をためらわず、徹底的に解明する』ことが国民党中央の明確な立場だ」と説明した。さらに、「事件から教訓をくみ取って徹底的に反省するとともに、施政に影響が出ないようにしなければならない」との考えも示した。


笑顔の看板も今や虚しい。林益世前秘書長の政治生命は終わったとみられている(中央社)