ニュース 医薬 作成日:2012年7月4日_記事番号:T00038049
台湾初となる国際医療専区を金門県に設置することを、行政院衛生署が既に認可していたことが明らかとなった。早ければ3年後に運営が始まり、少なくとも年間4万人の中国人客を呼び込めると見込んでいる。4日付工商時報が伝えた。
金門県政府は今後、中山林段産業専用区(面積16.8ヘクタール)に▽国際医療専区、重大商業区▽国際観光ホテル──を設置する計画を経済建設委員会(経建会)に提出する予定で、総投資額は約35億台湾元(約94億円)が見込まれる。
国際医療専区には民間医療機関を誘致し、病床数200床前後を想定しており、リソースの無駄を省くため、衛生署金門医院など公立病院の活用も視野に入れている。
年末にも予定地の使用目的を変更し、開発業者の入札が実施される見通しだ。応札には共同企業体(JV)の組成と国際的な医療経験のある医療機関の参加を条件としており、台北医学大学付設病院や台北秀伝医院、台北市立万芳医院などが対象となりそうだ。また衛生署は同専区の建設認可に当たり、4つ星以上の観光ホテルの併設を求めている。
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