ニュース 医薬 作成日:2012年7月4日_記事番号:T00038051
桃園国際空港に近い台湾高速鉄路(高鉄)桃園駅付近にメディカルツーリズムの拠点として設置が計画されている国際医療専区が最終的に計画倒れに終わる可能性が出てきた。
4日付工商時報によると、交通部高速鉄路工程局(高鉄局)は3日、桃園駅周辺の産業専用区整備に向けた2回目の入札公告を行った。それによると、専用区内への国際医療専区設置は、当初の「必要条件」から審査時に加点される「自由選択事項」へと格下げされた。このため、国際医療専区の設置構想は事実上見送られるのではないかとの観測が高まっている。
当初の構想では、専用区内に国際医療専区を設け、ベッド数500以上の大型病院や宿泊施設などをBOT(建設・運営・譲渡)方式で建設する予定だった。しかし、今年2月に実施した入札が不調に終わったことから、高鉄局は国際医療専区の設置を義務付けたことが入札のネックになったと判断したもようだ。2回目の入札書類提出は9月5日に締め切られる。
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