ニュース 自動車・二輪車 作成日:2012年7月4日_記事番号:T00038056
トヨタ車の生産を手がける国瑞汽車は、2014年に新車生産台数で過去最高となる20万台(昨年15万7,000台)突破を目指す。これに向けて観音工場(桃園県)の生産能力を拡充するほか、台湾市場は既に飽和状態で大幅な需要増は見込めないため、トヨタ本社から輸出向けの生産委託拡大を勝ち取り、海外輸出を10万台に倍増させたい考えだ。4日付工商時報が伝えた。
国瑞汽車の昨年の生産台数は、台湾向け10万6,000台、海外向けが5万1,000台。今年は「カローラアルティス」の輸出目標を前年比17.6%増の6万台としているほか、台湾初の現地生産ハイブリッド車(HV)「カムリハイブリッド」の台湾域内販売が好調で総生産台数は16万6,000台を超えるとみられる。
国瑞汽車の星野晴秋総経理は、観音工場を拡張する計画もあるが、現時点では生産効率の向上や残業による生産能力引き上げによって短期的な需要増に対応したいとしている。
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