ニュース 電子 作成日:2012年7月4日_記事番号:T00038062
日本の半導体大手、ルネサスエレクトロニクスが3日に発表した事業構造の見直し計画では、生産体制の効率化に向けた先端製品のアウトソース化、後工程の海外生産シフトの加速などを掲げており、4日付工商時報は、台湾積体電路製造(TSMC)、力晶科技(パワーチップ・テクノロジー)、日月光半導体(ASE)などの台湾メーカーが大きな恩恵を受けると指摘した。
ルネサスの事業見直し計画に対し業界では、ルネサスは最終的に前工程で5割以上、後工程では9割の生産能力を削減することになり、台湾メーカーに大量の受注が舞い込むことになるとみている。
特に後工程では、ASEと京元電子(KYEC)が既にルネサス向けの生産を開始しているとされるほか、超豊電子(グレイテック・エレクトロニック)、矽格(シガード・マイクロエレクトロニクス)、菱生精密工業(リンセン・プレシジョン・インダストリーズ)など広範囲に恩恵が及ぶ見通しだ。
なお前工程ではTSMCとパワーチップが受注を獲得済みとされる。
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