ニュース 金融 作成日:2012年7月5日_記事番号:T00038071
個人保険(生命保険や医療保険)の新規契約に適用する責任準備金利率が7月1日より引き下げられ、保険商品の予定利率が低下したことに伴い、生命保険各社は今週より米ドル建て保険および台湾元建ての医療保険の保険料を約1割引き上げた。5日付聯合報が報じた。
国泰人寿保険(キャセイライフ)は、米ドル建ての各種保険の保険料を8〜15%、台湾元建て医療保険を5〜10%引き上げた。富邦人寿保険も、米ドル建て保険および医療保険も約1割引き上げた。新光人寿保険の引き上げ幅は、米ドル建てが約15%、医療保険が5〜10%。台銀人寿保険に至っては、医療保険を約20%引き上げた。
一方、南山人寿保険は医療保険の全商品で値上げを見送り、業界に驚きを与えている。米ドル建て保険の値上げ率も予想以下で、一部の終身保険では満期金の返戻率が以前より高くなったものもある。
なお、生保業者によると、これまで人気だった保険期間6〜7年の一括払い養老保険は、保険料の値上がり幅が非常に大きいためほとんど販売されなくなるという。
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