ニュース 商業・サービス 作成日:2012年7月5日_記事番号:T00038072
韓国のオンラインゲーム大手、ネクソンが台湾の同業大手、遊戯橘子(ガマニア・デジタル・エンターテインメント)の株式を3分の1以上取得し、台湾のオンラインゲーム市場で25%以上のシェアを獲得したにもかかわらず、法律に定める届け出を怠ったとして、台湾の公平交易委員会(公平会、日本の公正取引委員会に相当)は4日、ネクソンに罰金90万台湾元(約240万円)の処分を下した。5日付聯合報が報じた。
公平会はまた、ネクソンに対し、保有株式を売却し、ガマニアへの持ち株比率を3分の1以下に引き下げるか、届け出手続きを取ることを求めた。公平会は違反事実が続く限り、ネクソンに罰金を連続適用する方針だ。
ネクソンは今年5月、ガマニアに敵対的買収攻勢をかけ、持ち株比率を34.6%に引き上げた。また、事実上支配下にあるガマニアのシェアが昨年の売上高基準で28.53%に達しており、公平会への届け出義務が生じていた。これを受け、台湾経済部は台湾のデジタルコンテンツ産業を保護する立場を表明し、公平会が調査に着手していた。
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