ニュース 電子 作成日:2012年7月5日_記事番号:T00038086
ノートパソコン受託生産大手、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)の呂清雄・広報担当4日は、下半期のノートPC出荷見通しについて、7月はやや減少するものの、8月に欧米のクリスマスシーズン向け新機種の出荷が始まることから、第3四半期通期では前期比2けた成長も見込め、第4四半期はさらに増加して今年のピークに達するとの見通しを示した。5日付経済日報が報じた。
コンパルは第2四半期出荷台数は、欧州債務問題のほか、CPU(中央演算処理装置)の供給遅れや金属筐体不足などの影響から目標に届かなかった。金属筐体は第3四半期も引き続き逼迫(ひっぱく)する可能性があり、通年の出荷目標4,800万台を修正こそしていないものの、「達成は簡単ではない」との見通しを示した。
コンパルは来年度も引き続き聯想(レノボ)やデルなどをノートPCの主要顧客とするとみられるほか、今年初めて受注を獲得したとされるサムスン電子向け出荷が来年さらに拡大するとの観測が出ている。
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