ニュース 電子 作成日:2012年7月5日_記事番号:T00038088
鴻海科技集団(フォックスコン)の郭台銘董事長は4日、シャープの液晶パネルの主力工場である堺工場(堺市)を運営するシャープディスプレイプロダクト(SDP)に個人的に出資したことに関連し、将来的に個人の持ち株を従業員向けに放出する考えを明らかにした。5日付蘋果日報が伝えた。
堺工場は第10世代マザーガラスで大型液晶パネルを生産している。郭董事長は「堺工場の若い従業員は株式取得意欲が強い。個人的に保有するSDP株の半分を従業員向けに放出しても構わない」と語った。
郭董事長はまた、「堺工場は優れた技術を持っており、受注だけを欠いている。韓国や台湾の液晶パネルメーカーが5年以内に堺工場ほどの技術を開発するのは困難だ」と評した。
このほか、鴻海とシャープの提携に関し、日本側の動きが遅いとの指摘があることについては、「3月に交渉を開始し、4月から6月で交渉から契約までを済ませた。このペースは遅いどころか非常に速いものだ」と指摘した。
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