ニュース 電子 作成日:2012年7月5日_記事番号:T00038089
台湾積体電路製造(TSMC)と聯華電子(UMC)のファウンドリー2大手で第3四半期、12インチウエハー工場の全生産ラインがフル稼働となっている状況を受け、半導体材料を供給する崇越科技(トプコ・サイエンティフィック)は、12インチのシリコンウエハーおよびフォトレジスト液、研磨剤といった消耗材で、今期末まで受注が満杯となっているようだ。5日付工商時報が報じた。
TSMCおよびUMCで第2四半期以降、稼働率が大幅に上昇したことを受け、トプコのシリコンウエハーと消耗材も出荷が増えており、同社の第2四半期売上高は37億台湾元(約99億円)を超え、前期比20%以上の成長を記録したとみられる。
トプコの出荷好調の背景には、日本の半導体用シリコンウエハー大手、SUMCOが年初に3工場の閉鎖を発表したことを受け、同じく日本大手、信越化学工業の代理販売を手がけるトプコにも発注シフトの恩恵が及んでいることがあり、シフト効果は第3四半期にさらに明確となる見通しだ。
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