コーヒーチェーン、85度Ｃは７日、同チェーンとしては初めてとなる、朝食、ランチ、ディナーすべてに対応した軽食メニューを提供する「軽食館」店舗を台中市公益路にオープンする。85度Ｃを展開する美食達人（ＫＹ美食）の謝明恵・広報担当によると、同店舗への投資額は1,000万台湾元（約2,700万円）に上り、顧客の反応を見て今後他の店舗でも同様のメニューを提供するか検討する。６日付工商時報が報じた。
85度Ｃは現在、台湾全土341の店舗で、コーヒー、茶飲料、ケーキ類、パンなどを提供している。謝広報は、現時点で店舗数拡大の予定はないが、現代人の飲食に対する健康志向を好感し、ここ数年需要が増加している軽食市場での商機獲得を積極的に狙うと述べた。
謝広報によると、台湾の朝食市場は年間1,000億元規模で、朝食店は約２万軒に上る。また、サンドイッチやワッフルなどのアフタヌーンティー市場は、年間10億元の商機が見込めるという。
