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「涼しくなる」機能性インナー、半数に効果なし=消基会調べ


ニュース その他製造 作成日:2012年7月6日_記事番号:T00038107

「涼しくなる」機能性インナー、半数に効果なし=消基会調べ

 通気性や速乾性を高め、「涼しく過ごせる」とうたう機能性インナーについて中華民国消費者文教基金会(消基会)が抜き取り調査を行ったところ、市販されている10件のうち5件は、瞬時に発生する皮膚から服地への熱移動量を表すq−max(接触温冷感評価値)が基準値の0.14ワット/平方センチメートルを下回ったと発表した。同数値は高いほど「涼しい」ことを表す。この結果を受け、消基会はアパレル業者にq−max数値の表示を、経済部標準検験局に冷感基準の制定を求めた。6日付中国時報が伝えた。

 消基会によると、熱エネルギーは温度の高い方から低い方に移ることから、気温が高いときに外で着ると逆に体が熱くなるという。このため機能性インナーは冷房の効いた室内で上に何も身に着けないのが最も効果的で、一般的な服を重ねると効果が弱まるそうだ。