ニュース 石油・化学 作成日:2012年7月6日_記事番号:T00038110
台塑集団(台湾プラスチックグループ)や台湾中油(CPC)のナフサ分解プラントで相次いでトラブルが起き、生産に影響が出ていた問題で、今月中旬にもトラブルがあったプラントが完全復旧する見通しとなった。6日付経済日報が伝えた。
台プラグループは第6ナフサ分解プラント(六軽、雲林県麦寮郷)で6月20日に大規模な停電が起き、オレフィン第2工場(年産103万トン)、オレフィン第3工場(同120万トン)の操業がストップ。CPCでは第4ナフサ分解プラント(高雄市林園区、四軽、年産38万5,000トン)の脱エタン塔施設で深刻なトラブルが発生し、今月初めから操業が止まっていた。
両社は復旧作業を急ぎ、台プラグループはこのほど、オレフィン第2工場を再稼働し、通常の80%まで稼働率が回復した。停電による損傷が大きかったオレフィン第3工場も今月10日ごろには操業を再開できる見通しとなった。
CPCの第4ナフサ分解プラントは、当初16日から操業を再開する予定だったが、復旧作業を前倒しで進めた結果、13日にも再稼働できる見通しとなった。
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