ニュース 運輸 作成日:2012年7月9日_記事番号:T00038126
毛治国・交通部長は今週、行政院に台湾鉄路(台鉄)南回り線の電化計画を提出する。承認が得られれば2014年に着工、早ければ20年に完成する見込み。交通部は電化後に新左営(高雄)~台東に特急太魯閣(タロコ)号を投入する予定で、これにより同区間の所要時間が現在の2時間半から1時間半に短縮される。東部の観光業発展の後押しになりそうだ。9日付聯合報が伝えた。
交通部によると、花蓮~台東を結ぶ花東線の電化は来年完了するほか、屏東~潮州間の電化も15年に実現する見通しで、現在台鉄前線で電化の見通しが立っていないのは南回り線のみとなっている。
同部は南回り線・台東~屏東間123キロメートルに288億台湾元(約770億円)を投じてすべて電化する計画だ。ただ行政院の承認を得た後、計画策定に1年かかるため、着工は再来年以降になるという。
花東線と南回り線で電化が済んでいないことから、台鉄で台中から台東へ行くには北回り、南回りにかかわらず乗り換えが必要なため、不便な状態が続いている。
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