ニュース 商業・サービス 作成日:2012年7月9日_記事番号:T00038130
資生堂の末川久幸社長は6日、訪問先の台湾で、高齢者向けのマーケティングを強化していく姿勢を明らかにした。7日付工商時報が伝えた。
同社は創業140周年を機に記念事業として「未来椿(つばき)プロジェクト」を推進している。同社は台湾をアジア市場の主力と位置付けており、台湾では高齢者を対象とする美容セミナーを45回開く予定だ。
末川社長は「2017年には海外市場と日本市場での売り上げが肩を並べるとみており、中でも台湾はアジア市場の核となる。今後は新規顧客獲得を重要目標とする構えで、台湾で高齢者やネット販売での新規顧客の開拓に成功すれば、モデルを他地域にも広げていきたい」と述べた。
末川社長は「資生堂のグローバル戦略はアジア市場に焦点を合わせることだ。アジアでトップとなり、新たなブルーオーシャン(強豪相手がいない新領域)を開拓したい。つまり他人がしないことをやるということで、初心にかえるということでもある。顧客の需要を最優先に考え、日台の高齢化社会の需要に応えることなどが、今後開拓すべきサービス内容だ」と説明した。
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