ニュース 商業・サービス 作成日:2012年7月9日_記事番号:T00038132
映画館などレジャー施設、大型のレストランを備えたショッピングセンターは、上半期の売上高が好調だった。物価上昇などで苦戦を強いられる百貨店と対照的で、単なる買い物から娯楽への、消費者の嗜好(しこう)の変化がうかがえる。9日付工商時報が報じた。
観覧車がトレードマークの美麗華百楽園(ミラマー・エンターテイメント・パーク、台北市)は、上半期売上高が前年同期比11%増の28億台湾元(約75億円)だった。不景気を受けて娯楽を重視したことに加え、ユニクロや無印良品(MUJI)などカジュアル衣料販売が貢献した。
環球購物中心(グローバルモール)は中和店と板橋店の上半期売上高が25億元で、前年同期比7~8%増だった。同社は昨年の大幅改装、ユニクロや無印良品の出店に続き、映画館や室内遊戯場からペットエリアまで設け、家族全員が1日楽しめるようにしたためと分析した。
台茂購物中心(タイモール、桃園県)全館の上半期売上高は、前年同期比4.5%増の19億4,900万元だった。来店者数は同5.1%増の延べ457万人で、通年では1,000万人に達する見通しだ。同社は、長期にわたるイベントで売り場を活気付けた効果と指摘した。
3社は夏休みシーズンに業績がさらに伸びそうだ。
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