ニュース 電子 作成日:2012年7月9日_記事番号:T00038142
8日付経済日報によると、電子ペーパー世界最大手、元太科技(イーインクホールディングス、EIH)は、日本で電子ブックリーダーの発売を予定している日米3社から受注を獲得した。3社は、日本市場専用の「キンドル」投入を発表している米アマゾン・ドット・コム、今月19日に「コボ・タッチ」を発売する楽天、「BookLive」の発売を今秋に控えるトッパングループのBookLiveとみられ、元太の下半期の業績はこれにより大幅に成長する見通しだ。同社は7日、特定の企業や製品についてはコメントを避けたものの、「顧客とは緊密な関係を保っている」と説明した。
元太は、昨年は連結売上高と純利益が過去最高を更新したが、電子ブックリーダーとしても活用できるアップルiPadの人気に影響を受け、今年第1四半期に3年ぶりの赤字に転落。5月と6月は各2日間の無給休暇、幹部の減給などを行っていた。
日本の市場調査機関、矢野経済研究所は、アマゾンの日本市場進出で電子書籍コンテンツのラインアップは2~3年で充実し、電子ブックリーダーはさらに軽く、手軽に利用できるようになると予測。日本の電子書籍市場は2~3年後に「成長期」を迎え、2015年には1,500億円規模まで拡大するとの見通しを示している。
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