ニュース 電子 作成日:2012年7月9日_記事番号:T00038144
市場調査会社、ウィッツビュー・テクノロジーの予測によると、液晶パネルオファー価格は第3四半期に2%上昇する見通しだ。華碩電脳(ASUS)が共同開発したグーグルの「ネクサス7」に加え、アップルの「iPad mini(通称)」、アマゾン・ドット・コムの第2世代「キンドル・ファイア」などのタブレット型パソコンや、その他ノートPC新製品の発売が見込まれるためだ。7日付工商時報が報じた。
ウィッツビューによると、7月上旬の価格はほぼ横ばいで、18.5インチのモニター用(0.5米ドル上昇)、42インチのテレビ用(1米ドル上昇)のみ上昇した。
張小彪ウィッツビュー副総経理は価格上昇の理由として、18.5インチモニター用は台湾メーカーが利益を確保するため低価格製品を減産したこと、42インチのテレビ用は中国メーカーが32インチを量産する中、台湾・韓国メーカーが39、50インチなど新しいサイズを手掛け、価格競争が緩和したことを挙げた。
張副総経理は、第2四半期に液晶パネル価格が平均2~3%上昇したことで、パネルメーカーの粗利益率がプラスに転じ、損失額も大幅に縮小したとみており、第3四半期は損失額がさらに縮小すると予測した。
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