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来年の重大公共建設予算、10年で最低の1750億元【図】


ニュース 建設 作成日:2012年7月10日_記事番号:T00038157

来年の重大公共建設予算、10年で最低の1750億元【図】

 行政院経済建設委員会(経建会)の委員会は9日、財政ひっ迫の影響で2013年の重大公共建設(投資額10億台湾元以上、計253件)の予算を1,750億台湾元(約4,645億円)とすることを承認した。今年から特別予算が組まれなくなったこともあり、来年の公共建設予算は09年の3,400億元に比べ半減、ここ10年で最低となる。同予算案は近く行政院で内容を検討した後、立法院で審議される。10日付工商時報が伝えた。

 予算の主な使い道は、▽汚水・下水道建設、112億元▽重要河川環境の整備、75億元▽蘇花公路・山間部エリアの改良、75億元▽台湾鉄路(台鉄)の調達・車両交換、74億元──となっている。

 ただ経建会管制考核処によると、来年は行政院に追加予算271億元の請求が可能で、中央研究院(中研院)が整備するバイオテクノロジー集積団地「国家生技研究園区」向けの6億7,000万元余りなど、46億元が請求されている。

 経建会の概算では重大公共建設需要に対する予算の不足額は、▽13年、761億元▽14年、1,322億元、▽15年、994億元▽16年、867億元──。