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杏輝薬品子会社、独企業と乳がん治療薬で提携


ニュース 医薬 作成日:2012年7月10日_記事番号:T00038158

杏輝薬品子会社、独企業と乳がん治療薬で提携

 杏輝薬品工業(シンファー・ファーマシューティカル)の子会社、杏国生技はこのほどドイツのメディジーンと「トリプルネガティブ乳がん(TNBC)」に有効な新薬「エンドタグ(EndoTAG)-1」の開発で協力し、アジア、オセアニアでの販売権を得る内容の契約を結んだ。10日付工商時報が伝えた。

 TNBCとは、エストロゲン受容体(ER)、プロゲステロン受容体(PgR)、HER2遺伝子のいずれもが陰性のタイプの乳がんで、これまで有効な治療薬がなかった。

 エンドタグ-1は今年2月に第2相臨床試験が完了し、欧州医薬品庁(EMA)が第3相臨床試験の開始を認可した。今回の契約を受け、杏国生技とメディゲネは、全世界で第3相臨床試験を進める意向だ。