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ソロスファンド、台新金控株を追加取得か


ニュース 金融 作成日:2007年11月19日_記事番号:T00003816

ソロスファンド、台新金控株を追加取得か

 
 台新金融控股の取締役会が彰化銀との株式交換による合併計画に慎重な姿勢を示したことで、台新金控の株価は先週末までに26%下落した。これを受け、ヘッジファンド運用で著名な米投資家ジョージ・ソロス氏が、台新金控への追加投資を検討しているもようだ。19日付工商時報が伝えた。

 ソロス氏は昨年末に台新金控の増資に40億台湾元(約136億円)で応じ、同社株4.67%を取得しているが、16日の株価は増資時(15元)を下回った。ソロス氏は株価が不合理な水準まで下落しているとして、押し目買いを狙った追加出資を検討しているとされる。

 これについて、台新金控は「特定の投資情報に対しコメントはしない。ソロス氏の投資動向に関する情報もない」としている。

 台新金控をめぐっては、大株主のニューブリッジ・キャピタルが彰化銀との株式交換比率が不合理だとして、見直しを強く求めているとされる。このため、台新金控がソロス氏の力で株価引き上げを画策しているとの見方もある。