ニュース その他製造 作成日:2012年7月10日_記事番号:T00038160
パルプ台湾最大手の中華紙漿(中華パルプ)は、中国広東省でパルプ、製紙の一貫生産工場建設を検討している。10日付蘋果日報が伝えた。
中華紙漿と永豊餘造紙が合弁で広東省肇慶市広寧県に設立した紙パルプメーカー「鼎豊紙業」(出資比率・中華紙漿60%、永豊餘造紙40%)は、需要拡大に対応するため、今年初めに年産8万5,000トンのパルプ工場設置が認められた。中華紙漿は認可を受け、パルプ、製紙の一貫生産工場の設置を検討している。
中華紙漿の林谷豊副総経理は「パルプと製紙の一貫生産を行えば、パルプを紙に加工する際の2回の乾燥コストと関連設備の電力コストを削減できる」と指摘した。投資額はパルプ工場だけで2億米ドルで、製紙工場については未定となっている。
中華紙漿は今年10月に製紙最大手の永豊餘造紙に合併されることになっている。永豊餘造紙は現在、中国で家庭用紙を年5万9,000トン生産しており、揚州工場(江蘇省)の拡張が今年第4四半期に完成すれば、中国での生産能力は年10万トンに拡大する。
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