ニュース 機械 作成日:2012年7月10日_記事番号:T00038164
当初、光電産業を主力として開発を予定していた中部科学工業園区(中科)第4期二林園区(彰化県二林鎮)を、精密機械産業中心に変更することに関連し、台湾区機器工業同業公会(TAMI)の徐秀滄理事長は9日、中科管理局に対し正式に計画を提出した。既に130社を超える企業が進出意欲を示しており、投資総額は500億〜800億台湾元(約1,330億〜2,100億円)に上るという。8月に第1回目の誘致説明会を開催する予定だ。10日付経済日報が報じた。
徐理事長によると、精密機械メーカーの工場拡張意欲は旺盛で、中国の中小都市20カ所以上から誘致の打診が届いているという。しかしTAMIとしては、産業を台湾にとどめたい考えだと強調した。
同園区の開発に当たっては環境保護上の争議が絶えず、行政院国家科学委員会(国科会)は行政院に対し、用水量が少ない低汚染型開発への変更案を提出した。それによると進出企業の産業比率は、▽精密機械産業、35%▽光電産業(フラットディスプレイ製造を含まず)、20%──などとなっており、液晶パネル大手の友達光電(AUO)は進出しないことが確定したようだ。
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