ニュース 家電 作成日:2012年7月10日_記事番号:T00038166
家電量販店の全国電子(e-ライフモール)によると、台北市で9日今年の最高気温(37.6度)を更新するなど連日猛暑に見舞われる中、クーラーの1日当たりの販売台数が1万台以上に上っている。大雨や台風で悪天候が続いた6月の最も低迷した時期と比べると5倍以上の伸びで、今年は需要が7月にずれ込んだ形だ。10日付工商時報が報じた。
全国電子の陳柏蒼家電本部代協理によると、クーラー販売は、5割以上が日立、ダイキン、パナソニックの日系3ブランドが占める。同社の全土310の販売店では、1日に取り付け工事を行うクーラーが少なくとも1,200台に上っているという。
家電メーカーの台湾日立、パナソニック、台湾三洋電機、声宝(サンポ)、大同(TATUNG)などは最近、1日当たりの出荷台数が1,000台を超えており、クーラーの取り付けまでに時間がかかることが緊急課題となっている。各社は外注企業との提携や、自社の技術職員を応援に派遣するなどの対応で短縮に努めている。
なお、5月17日からの省エネ家電購入補助制度(8月16日まで)は、政府が準備した購入補助金7億台湾元(約19億円)に対し、7月8日時点で残枠は2億元となった。
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