ニュース 社会 作成日:2012年7月11日_記事番号:T00038177
10日午後4時半ごろ、桃園発上海行きの中国東方航空MU5008便が、離陸直後に左翼第1エンジンが鳥(カタグロトビ)を巻き込んだ。大きな音とともに機体が激しく揺れたため、同機は直ちに桃園空港に引き返して緊急着陸した。乗客284人にけがはなかった。11日付蘋果日報が報じた。
乗客はバードストライクが発生した当時の状況について、「バイクのエンジンがうなるような音がしてとても怖かった。無事に着陸できたのは不幸中の幸いだった」と語った。
同機はエンジンのプロペラ部分などが損傷したため、桃園空港の整備工場で補修を受けることになった。中国東方航空は急きょ代替機を桃園空港に派遣したが、5008便の乗客のうち38人は上海でフランクフルト便への乗り継ぎを予定していたため、中華航空(チャイナエアライン)との交渉の結果、夜11時発の中華航空機で同地に向かった。
桃園空港によると、同空港では昨年64件のバードストライク事故が起こり、航空機7機に損傷が出た。同空港では今後、周辺で鳥の駆除作業を強化するとしている。
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