ニュース その他分野 作成日:2012年7月11日_記事番号:T00038180
財政部の統計によると、台湾の輸出総額に占める中国(香港を含む)向けの割合が上半期は38.8%で、世界金融危機の影響を受けた2008年の39.0%も下回った。同割合は07年の40.7%がピークで、09年以降も40%を超えていた。11日付経済日報が報じた。
上半期の輸出総額は前年同期比4.7%減の1,468億米ドルで、うち対中輸出は同8.8%減の568億9,910万米ドルだった。
経済部は、中国経済が欧州債務問題の打撃を受け、台湾の輸出に響いたと分析した。中国が労働集約型産業の移転と高付加価値型産業の誘致で構造転換を図る「騰籠換鳥」政策を進めていることも、台湾企業の輸出を圧迫したとの見方だ。
下半期の輸出も楽観できず、対中輸出の占める割合は過去8年で最低まで下がる可能性がある。
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