ニュース 運輸 作成日:2012年7月11日_記事番号:T00038183
海運業界各社は10日、「航海節」の記念行事で政府に対し、中台間での中継貨物輸送に関する規制緩和に目指し、中国側との交渉を急ぐよう求める意見が相次いだ。11日付経済日報が伝えた。
台北市輪船商業同業公会の何樹生理事長は「現在中台路線を運航する海運会社は、中継貨物を自社貨物しか扱えず、他の海運会社の貨物を運ぶことはできない。また、幹線航路の貨物船が中台直航に開放された港湾に寄港しても、中継貨物を積むことはできない」として早急な規制緩和を求めた。
ただ、海運業界の要求に対し台湾政府は前向きな姿勢を示しているものの、中国側は消極的とされる。何理事長は「政府はさらに力を入れて、速やかに中継貨物の開放を進め、台湾海運業界の競争力を高めるべきだ」と主張した。
一方、アフリカ近海での海賊被害が増えているにもかかわらず、台湾の海運会社の船舶は銃・弾薬規制により、武装した警備員を雇用できない問題点についても改善を求める声が出ており、立法院の次回会期に審議が行われる見通しとなった。
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