ニュース その他製造 作成日:2012年7月11日_記事番号:T00038188
台湾水泥(台湾セメント、台泥)は10日、花蓮県秀林郷で工業技術研究院(工研院)と共同で進める、カルシウムルーピングプロセス(CLP)による二酸化炭素(CO2)回収技術を導入した試験工場の建設に着工した。同様の工場は台湾初で、完成は今年末の予定。11日付聯合報が報じた。
工研院クリーンエネルギー所の童遷祥所長によると、石灰石を高温で燃焼し石灰にする過程でCO2が排出されるが、この反応を逆から行ってCO2を回収すれば、セメント生産の原料が抽出できるという。
童所長はまた、同工場が完成すれば、昨年スペインで建設された試験工場を上回り、世界で最もCO2回収量の多い試験工場になると述べた。
台泥の辜成允董事長は、「環境保護は無限の商機と競争力を生み出す。同工場は台湾の国家エネルギー計画の一部であり、CO2回収技術で世界をリードしたい」と述べた。
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