ニュース 電子 作成日:2012年7月11日_記事番号:T00038193
鴻海精密工業が10日発表した6月非連結売上高は前月比1.76%減、前年同月比3.69%増の2,368億2,900万台湾元(約6,270億円)で、3カ月連続の前月比減収だった。一方、第2四半期の非連結売上高は前期比7.63%減、前年同期比15.1%増の7,296億5,400万元で、四半期ベースで過去3番目に高かった。11日付工商時報が報じた。
鴻海は、6月は通信製品の伸びが大きかったものの、パソコンやコンシューマー向け製品が思わしくなかったため、小幅減収となったと説明した。証券会社は、6月は四半期・半年ごとの棚卸しの影響で、7月に出荷が延期された製品が多かったことも原因と分析した。
証券会社は第2四半期の前期比減収は、アップルの次世代スマートフォン「iPhone5(通称)」の出荷時期が遅れ、旧機種の販売量が抑えられているためと指摘した。今後、iPhone5、小型のタブレット型パソコン「iPad mini(通称)」が発売されれば、鴻海の業績は一気に成長するとの見方だ。
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