ニュース 電子 作成日:2012年7月11日_記事番号:T00038194
欧州債務問題や世界経済の低迷、およびマイクロソフト(MS)の新OS(基本ソフト)「ウィンドウズ8(Windows 8)」の発売前で市場が模様眺めの傾向にあることなどから、マザーボード各社の6月売上高は軒並み減少した。11日付電子時報が報じた。
華碩電脳(ASUS)の6月売上高は前月比26.83%増、前年同月比27.46%増の360億2,100万台湾元(約955億円)で、過去最高を記録した。ただ、これは他の事業を合わせた業績で、マザーボード事業では出荷量こそ落ちていないものの低価格戦略が利益に影響しているとみられる。
その他マザーボード各社の6月売上高は、▽微星科技(MSI)、50億6,100万元(前月比13.5%減、前年同月比24.76%減)▽精英電脳(ECS)、39億9,700万元(前月比6.2%減、前年同月比25.16%減)▽技嘉科技(ギガバイト・テクノロジー)、33億6,000万元(前月比1.6%減、前年同月比7.25%減)▽華擎科技(アスロック)、7億7,000万元(前月比9.6%減、前年同月比5.5%増)──。
また、7~8月も低迷が続くとみられ、一部メーカーは需要期である第3四半期の出荷枚数見通しを既に下方修正しており、前期比成長率は例年の20~25%増から、今年は10~15%増、さらには1けたに落ち込む可能性もあると電子時報は伝えた。
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