ニュース 電子 作成日:2012年7月11日_記事番号:T00038196
マイクロソフト(MS)のスティーブ・バルマー最高経営責任者(CEO)が9日、マルチタッチディスプレイの米パーセプティブ・ピクセル(PPI)を買収すると発表したことを受けて市場では、宸鴻集団(TPKホールディング)、勝華科技(ウィンテック)、正達国際光電(Gテック・オプトエレクトロニクス)、洋華光電(ヤング・ファスト・オプトエレクトロニクス)など台湾タッチパネルメーカーの受注に影響が出るとの見方が出ている。11日付経済日報が報じた。
TPKの劉詩亮財務長はこれに対し、「MSのタッチパネルメーカー買収はこの技術が既に主流となっていることを示し、市場の拡大を促す効果がある」と強調。その上でPPIの製品は報道、教育、商業向けの超大型ディスプレイだとして「当社のタブレット型パソコン向けとは無関係だ」と語った。
ただ、10日の台湾株式市場でTPK株はストップ安となり、終値は過去最安の330台湾元(約874円)を付け、11日も変わらなかった。
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