ニュース その他分野 作成日:2012年7月12日_記事番号:T00038204
求人求職サイト、104人力銀行が台湾大学など難関大学11校を卒業したサラリーパーソンを対象に実施した調査によると、語学・人文学部など文系では、卒業後10年までに月給が5万台湾元(約13万3,000円)に達しない割合が8割に上った。一方、電機・電子学部などの理系は、卒業後10年までに5万元を上回る割合が大きく、難関大学でも文系と理系で給与に大きな差が生じる傾向が明らかとなった。12日付蘋果日報が報じた。
卒業後10年までの給与が5万元以下の割合が最も高かったのは、清華大学の語学・人文学部で85.6%で、以下、▽台湾師範大学、語学・人文学部(80.7%)▽成功大学、語学・人文学部(80%)▽台湾大学、農林水産・畜産学部(80%)──など。
一方、卒業後10年までに給与が5万元以上に達する割合が最も高かったのは、交通大学の通信工学・コンピユーター関連学部で84.2%、ついで、▽成功大学、電機・電子学部(80%)▽清華大学、電機・電子学部(80%)▽中山大学、電機・電子学部(77%)▽交通大学、電機・電子学部(76.4%)──。
104人力銀行の張雅恵広報経理は、台湾では長年にわたりハイテク技術業が産業をリードしており、難関大学の理系の卒業生は大学で学んだことを大手ハイテク企業で生かせるため、比較的高額な給与を得られると指摘。語学・人文学部は産業の発展とは比較的関係がないため、昇給が容易ではないとの見方を示した。
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