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緑能、薄膜太陽電池新工場を着工


ニュース その他製造 作成日:2007年11月19日_記事番号:T00003821

緑能、薄膜太陽電池新工場を着工

 
 太陽光発電用多結晶シリコンウエハー製造最大手、緑能科技(グリーン・エナジー・テクノロジー)は16日、桃園県観音郷で薄膜太陽電池の新工場を着工した。林蔚山同社董事長は、「薄膜太陽電池の生産ラインを加えて企業戦力はさらに充実し、来年の売上高は100億台湾元(約342億円)を突破する」と期待する。

 同工場の設立により、緑能は台湾で初めて原料から製品の製造までを一貫して行う太陽電池メーカーとなる。生産設備は米国より購入しており、投資総額は20億元を超える。第8.5世代の薄膜太陽電池の生産を行う計画で、製品面積は2.2×2.6メートルの世界最大クラス、エネルギー変換効率は約6%。

 林董事長によると、来年上半期に30メガワット(MW)の生産ラインを設置して第4四半期より量産に入り、2009年には50MW以上に拡充して、関連ラインとともに利益獲得を目指す。17日付工商時報が報じた。