ニュース 金融 作成日:2012年7月12日_記事番号:T00038211
台湾で人民元預金が解禁された場合、人民元の上昇期待から一定の預金需要が見込まれ、銀行業界は解禁初年度に300億人民元(約3,700億円)の預金が集まると期待している。さらに、7〜8年後には人民元預金が預金残高全体の15%を占め、1兆人民元規模に達するとの試算も示されている。12日付工商時報が伝えた。
銀行幹部は「香港で人民元預金が解禁された後、預金残高の10%が人民元建てとなった点、人民元上昇に対する期待心理からみて、台湾で人民元預金が解禁されれば、7〜8年後には残高が1兆人民元に達するのではないか」と述べた。
同幹部はまた、「オフショア口座の人民元預金が約150億人民元あることからみて、解禁初年度に残高が2倍の300億人民元に達するのは間違いない」と述べた。
人民元預金の規模は、中央銀行や金融監督管理委員会(金管会)がどれだけ思い切った開放措置を取るかにも左右されるが、人民元が今後、外貨預金で米ドルを抜き、最も重要な地位を占める可能性も出てきた。
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