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「低侵襲手術」器材専区、彰化県に計画【表】


ニュース 医薬 作成日:2012年7月12日_記事番号:T00038216

「低侵襲手術」器材専区、彰化県に計画【表】

 身体への負担が少ない「低侵襲手術」用器材の研究開発(R&D)を行う「彰浜微創手術医療器材研発専区」を彰化県に設置する計画について財団法人、金属工業研究発展中心(金属センター、MIRDC)は11日、彰化浜海工業区の5ヘクタールの用地に設置し、政府が26億台湾元(約70億円)を投じて同地に研究開発・育成施設を建設して医療機器メーカーの誘致を図るよう提言した。12日付工商時報が報じた。

 金属センターの陳維徳組長によると、同専区は画像誘導手術用ロボット、内視鏡、映像データリアルタイム転送システムなど多方面で発展を図る考えで、今月末に運営・発展計画を完成させ、行政院経済建設委員会(経建会)に提出する予定だ。既に宝成国際集団(PCC)傘下の宝元科技、内視鏡大手の鐿鈦科技など10社が同専区への進出に意欲を示しており、投資額は50億元が見込まれる。

 なお同専区の設置により、周辺地域に500件の就業機会、100億元以上の経済効果がもたらされる見通しだ。