ニュース 電子 作成日:2012年7月12日_記事番号:T00038220
スマートフォン業界では、液晶のベゼル(枠)を狭くすることで、ディスプレイ部分を大きく取ろうとする動きが広がっている。タッチパネル業界では、いかに薄型ベゼルを採用した製品の量産能力を備えるかが今後の課題となっている。12日付電子時報が伝えた。
スマートフォンのタッチパネルは従来3.5~3.7インチが主流だったが、昨年は4.3インチが主流となり、最近は4.7~5.3インチの製品が開発されている。それに伴い、高級機種でタッチパネルの面積を最大化するため、薄型ベゼルの採用が目立っている。
薄型ベゼルの実現には、タッチパネルの銀ワイヤプリント技術の微細化が鍵となり、介面光電(Jタッチ)は、ベゼルの幅を1ミリ以下に抑えたスマートフォンの開発に対応するため、ワイヤの線幅と間隔を20マイクロメートルまで縮小した銀ワイヤプリント技術を導入する。また、フォトリソグラフィー技術を第3四半期にも正式に導入し、薄型ベゼルのタッチパネルの量産を開始。製品化までのタイムラグを考えると、ベゼルの幅を1ミリ以下に抑えたスマートフォンが発売されるのは早ければ年末ごろとなる見通しだ。
一方、洋華光電(ヤング・ファスト・オプトエレクトロニクス)も、フォトリソグラフィー技術導入製品の生産比率を年末までに4〜5割に拡大する。
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