ニュース 電子 作成日:2012年7月12日_記事番号:T00038224
スマートフォン大手ブランド、宏達国際電子(HTC)が、昨年グーグルから譲渡された5件を含む8件の特許で、米アップルによる侵害を訴えている案件について、米国際貿易委員会(ITC)は11日、同特許を理由にHTCがアップルを提訴することは認められないとの判断を下した。12日付工商時報が報じた。
アップルはITCに対し、HTCはグーグルから5件の特許を「レンタル」しただけで実際には保有しておらず、同5件を両社の訴訟から除外するよう求めていた。これに対しITCは6月、アップルの主張を支持する判断を下したが、HTCは「ITCの裁定は法律を誤って適用している。当社はこの特許の正当な所有権を有する」として不服を申し立てていた。
今回、ITCが再度アップルの主張を認める判断を下したことについてHTCは、「失望している」と語った。5件の特許が除外されることで、有効な訴えは3件のみとなり、HTCにとって審理の見通しは厳しいものとなった。
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