ニュース 運輸 作成日:2012年7月13日_記事番号:T00038231
交通部民用航空局(民航局)の尹承蓬局長は12日、中国の中堅都市(2級・3級)における航空自由化(オープンスカイ)交渉が「暗礁に乗り上げている」と明らかにした。台北市航空商業同業公会と中国航空運輸協会海峽両岸航空運輸交流委員会は、今月10~13日のスケジュールで、中国・山西省太原市で協議を行う予定だったが、話し合いが決裂したため11日で終了した。両会は8月に再び協議を行う予定だ。13日付工商時報が伝えた。
観測によると台湾側は、▽上海や北京などの「1級都市」を除き、乗り入れ地点・便数の制限撤廃▽中国人搭乗客による台湾経由のオーストラリア・ニュージーランド・欧米への乗り継ぎ解禁▽ビジネス客専用便の運航・不定期便の便数増加▽中国の航空会社の台湾駐在員の人数制限撤廃と駐在期限延長──を提案する方針だった。
しかし最終的には、繁忙期の臨時の需要に対応するため、8月から中台間のチャーター便の運航便数を現在の双方毎月20便ずつから、まず同30便ずつに増やすことだけが決まった。
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