ニュース 家電 作成日:2012年7月13日_記事番号:T00038239
米国最大の家電メーカー、GE(ゼネラル・エレクトリック)が発光ダイオード(LED)照明事業で台湾進出を計画しており、同社は初めて台湾メーカーにLED電球およびLED蛍光灯の生産を委託する方針だ。台湾GEの許朱勝・首席執行長によると、第3四半期中に委託先リストを決め、第4四半期に量産を開始する予定だ。台湾で生産した製品は、まず台湾市場をターゲットとするが、その後の世界展開も視野に入れており、台湾のLEDチップメーカーと長期的な提携関係を結びたい考えだ。13日付電子時報が報じた。
許執行長は、台湾メーカーへの発注規模は明らかにしなかったものの、「1〜2社と提携し、それぞれが川上・川下の協力メーカーを探すことになる」と語った。
台湾においてGEはこれまで省エネ電球しか扱っておらず、LED照明には消極的と見られていた。しかし今年、電気料金の値上げが行われたことを機にブランド力を生かして参入することを決めたようだ。
近年、世界的大手照明メーカーは台湾でのLED照明部品調達を進めており、川上の晶元光電(エピスター)、川下の台達電子工業(デルタ・エレクトロニクス)、泰金宝科技(カルコンプ・エレクトロニクス)などがGEの北米市場向け製品の主要サプライヤーとなっている。
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