ニュース 電子 作成日:2012年7月13日_記事番号:T00038242
高規格かつ低価格のスマートフォンを中国でヒットさせた北京小米科技(小米、シャオミ)の雷軍執行長が12日訪台し、今年末に台湾市場に製品を投入する考えを示した。雷執行長は「台湾でスマートフォンブランドとして3位に入る自信がある。まず宏達国際電子(HTC)を抜いて、サムスン電子に挑戦したい」と語った。13日付経済日報が報じた。
同社のスマートフォンは中国市場でライバル他社の機種よりも1,000人民元(約1万2,500円)安く、ハードでは利益を出さないビジネスモデルでシェアを伸ばしている。開発に際しユーザーの意見を積極的に取り入れ、販売は店頭ではなくインターネットを通じて行うのも特徴だ。雷執行長によると、今年中国では600万台は売れる見通しだという。
雷執行長はまた、台湾での販売価格は8,000台湾元(約2万1,000円)で、1モデルのみとすることで、製品寿命を1年間保てるとの考えを示した。
台湾では既に華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)、宇龍酷派(Coolpad)のスマートフォンが販売されているが、実績は平凡だ。しかし雷執行長は「製品検査を通り、製品に問題が起きさえしなければ売れるはずだ」と語った。
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