ニュース 電子 作成日:2012年7月13日_記事番号:T00038245
13日付経済日報によると、金属筐体(きょうたい)メーカー、可成科技(キャッチャー・テクノロジー)が、アップルが発売すると観測されているタブレット型パソコン「iPad」小型機種(通称「iPad mini」)の出荷第1弾の筐体を、独占受注したもようだ。
証券会社によると、「iPad mini」の第1弾出荷予定台数はもともと1,000万台だったが、現在は1,500万台へ引き上げられた。また、キャッチャーは、アップルの超薄型軽量ノートPC「Macbook Air」と「MacBook Pro」の筐体を供給しているが、両製品の販売好調で追加受注を獲得しており、同社の中台工場生産ラインはアップル製品で満杯になるとみられる。
キャッチャーは、第3四半期からタブレットPC向け出荷量が倍増するとの見通しを示しており、市場では同社が「iPad mini」のほか、アマゾン・ドット・コムの第2世代キンドル・ファイア向けの受注も獲得したと観測されている。これにより証券会社は同社の今期連結売上高が少なくとも前期比で倍増し、単期過去最高を更新する可能性もあると予測している。
キャッチャーの6月連結売上高は前月比1.1%増の33億3,100万台湾元(約88億円)、第2四半期連結売上高は前期比11.4%増の96億4,600万元だった。
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