ニュース 電子 作成日:2012年7月13日_記事番号:T00038248
パソコン大手、宏碁(エイサー)は12日、2012年の出荷目標を前年比0~5%増へと、従来の10%増から下方修正したと明らかにした。ヒューレット・パッカード(HP)、デル、聯想(レノボ)も6月からサプライチェーンへの発注を抑制していると伝えられ、PC業界の厳しい状況がうかがえる。13日付工商時報などが伝えた。
エイサーは、第2四半期の売上高、営業利益率ともに予測より悪く、第3四半期の出荷台数は前期比0~5%しか増えないとの予測を示した。
PCブランド各社は、マイクロソフト(MS)の新OS(基本ソフト)、「ウィンドウズ8(Windows 8)」の10月発売を控えていることに加え、アップルが手ごろな価格の小型タブレット型PC「iPad mini(通称)」を下半期にも発売するとの観測から、第3四半期を楽観し切れないようだ。
なお、市場調査機関、ガートナーの調査で、エイサーは第2四半期PC出荷台数の世界市場シェアが11%に拡大し、デル(10.7%)を抜き3位に返り咲いた。首位はHPの同14.9%で、2位のレノボが14.7%で迫っている。世界全体の出荷台数は前年同期比0.1%減の8,747万台で、異例のマイナス成長だった。
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