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遊泳禁止の旧海水浴場、中学生4人死亡


ニュース 社会 作成日:2012年7月16日_記事番号:T00038257

遊泳禁止の旧海水浴場、中学生4人死亡

 新北市淡水区にある旧沙崙海水浴場の遊泳禁止区域で13日、中学生が泳いでいる途中におぼれて行方不明となり、翌14日までに男性1人、女性3人の4人が遺体で発見された。中央社電などが伝えた。

 死亡したのは、淡水区の正徳国民中学に通う生徒らで、泳いでいた少なくとも12人のうち8人がおぼれ、4人は自力で岸にたどり着いたものの、4人が行方不明となった。その後の捜索で、4人はいずれも遺体で発見された。

 旧沙崙海水浴場は淡水河の河口付近にあり、淡海新市鎮(ニュータウン)の着工で海流が変わり、渦ができやすくなったほか、水質汚染が目立つことから1999年に遊泳が禁止された。

 しかし、新北市消防局によると、遊泳禁止を破って泳ぐ市民が後を絶たず、今回の4人を含め、これまでに21人が死亡しているという。現場では昨年7月にも台北市石牌国民中学の生徒2人が死亡した。