ニュース 金融 作成日:2012年7月16日_記事番号:T00038263
富邦金融控股は13日、中国・アモイ商業銀行による10億5,000万人民元の増資に当たり、ストックオプションの権利を行使すると発表した。同社子会社の香港富邦銀行が19.99%出資していることから2億1,100万人民元(約26億円)で約6,000万株を取得することになるが、今回は富邦金控が直接出資する。台湾の金融持ち株会社による中国の銀行への直接出資は初のケースで、今後の出資比率は富邦金控が4.37%、香港富邦銀行が15.62%となる見通し。14日付工商時報が伝えた。
富邦金控の龔天行総経理(キョウは龍の下に共)は「台湾の法令では既に金融持ち株会社による中国の銀行への出資が認められている。加えてアモイ銀から出資方式を簡素化するよう要請されていたことから、直接出資を決めた」と説明した。
また、香港富邦銀が保有するアモイ銀の株も、将来的にすべて富邦金控が取得する可能性が高い。
なお資金需要が高まる中、富邦金控は6月の株主総会で10億株を上限とする現金増資の実施を決議しており、最高で400億台湾元(約1,000億円)の調達が可能となった。
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